気付かれない治療で、にっこり矯正

気付かれない治療で、にっこり矯正

進んで受けたい!目立たない矯正治療

進んで受けたい!目立たない矯正治療 歯並びで悩んでいる人は多くいます。その中には、思春期を迎えた学生さんや、忙しい社会人の方など、矯正治療の見た目と治療期間から抵抗を感じている人がほとんどだと思います。 しかし、矯正治療は近年目覚しく変貌を遂げています。

そもそも矯正治療とは、力を加えられるとその方向に移動する歯の性質を利用して、口の中に矯正装置を入れ、歯に一定の力を持続的にかけて人工的に動かし、歯並び、かみ合わせを修正する治療のことです。 この治療に使う装置は、以前では金属がむき出しになって目立ち、なんとなく痛そうなイメージを与えるものでしたが、透明の装置や、治療方法の変革により、今では矯正していることに気づかれずに治療を受けることができるようになりました。 では、一体どんなものなのか具体的な治療の種類をあげてみましょう。

矯正治療の種類

目立ちにくい透明装置:セラミックブラケット・プラスチックブラケット
従来、歯を広げる銀色の針金のような痛々しい装置とは変わって、ワイヤー部分がセラミック製や白いコーティングをした目立たないものになりました。 実際には、これまでのように歯の表側に取り付けてあるため、近寄れば装置が見えますが、ほとんど目立ちません。 矯正機能も従来のものと変わらない威力を発揮し、きれいに矯正が行なえます。ブラケットにワイヤーを固定する小さな輪ゴムも、最近では白や透明など見えないものから、オシャレに楽しめるカラーのものまであり、楽しんで治療を行っている人もいるようです。
裏側(舌側)につける見えない装置:リンガルブラケット
従来のものとは違い、歯の裏側(舌側)にワイヤー装置を付けるため、ほとんど前からは見えません。治療効果や装着期間も歯の表側へ付けるものとさほど変わりはありません。 但し、舌に装置が当たるなど、装着時の違和感があるため、慣れるまでは少々苦労があるようです。人と接する機会の多い方には、最適の治療法だといえるでしょう。 また、これには顎を持ち上げる力があるようなので、顎関節症のある方にも適しています。
ワイヤーを使わない装置:エシックス
ワイヤーを使わず、とった歯型で透明な装置を作ります。装着も1日8時間程度、就寝時でも付けられるため、生活負担が最小限で抑えられます。 また、自分で取り外せるため、普段のケアもしっかり行なえます。しかし、定期的に歯型を作成しなければいけないため、どんな歯ならびにも対応できるわけではないことと、通院がそれだけ必要なことが相違点としてあげられます。

歯列矯正治療を受けるための条件

実は歯列矯正には受けられる条件があります。それは、「永久歯が生え揃っていること」と「歯ぐきが健康であること」です。 また、虫歯などがある場合は、まずは虫歯の治療が終了してから矯正治療にうつります。これさえクリアできていれば、矯正は誰でも受けることができます。 特に子供の矯正は、顎や口の筋肉が発達して間もないため、動きやすく矯正しやすいと言われていますので、なるべく早く治療されることをおすすめします。

このように装置・治療法の普及により、現在では以前よりも格段に矯正治療は、受けやすく気軽なものとなってきています。 期間や費用、また病院選びなどの問題から、なかなか治療に踏み込めない方も多くいますが、歯並びやかみ合わせは、見た目や虫歯の原因だけでなく健康にも大きく結びついており、そのままにしておくと、肩こりや顎の病気といった悪影響を及ぼしてきます。 後々の豊かな生活を考え、できるだけはやく治療に専念することをお勧めします。